ESCO事業とは

日々の暮らしや経営活動では様々なエネルギーが使われていますが、ビルや工場では省エネルギー化の意識が高まっています。省エネルギーにすることで企業にかかる膨大なコストをカットすると同時に、環境の保全の貢献にもつながることから、省エネルギーサービスを求める企業やビルオーナーが増えているようです。

その省エネルギーサービスを包括的に提供するビジネスとして、ESCO事業が注目されています。

ESCO事業の概要

ESCO事業は、オフィスビルのオーナーや工場施設に対して、エネルギー削減のために投資を行い削減実績の一部を報酬として受け取る事業です。提供されるサービスは8つの組み合わせで構成されています。

・エネルギー診断に基づき省エネルギーを提案
・提案を実現するために省エネルギーの設計と施工
・導入した設備の保守
・エネルギー供給に関するサービス提供
・事業資金を整える
・省エネルギーの効果保証
・省エネルギーの効果計測と徹底検証
・計測と検証に基づいて改善策の提案

このように、省エネルギーの診断から設計と施工、運転や維持管理、資金調達まで全て一元化して提供しています。また、ESCO事業の特徴は省エネルギー効果の保証を含んだパフォーマンス契約をとることで、顧客の利益を向上させることが可能です。

エスコシステムズを例に~ESCO事業の特徴とメリット~

ここでは、ESCO事業を行っているエスコシステムズを例に具体的な特徴やメリットを見ていきましょう。

・新しい費用負担が発生しない
省エネルギー改修の資金はESCO事業が提供するため、設備投資に関する負担が発生しません。
契約期間中は削減実績を報酬として渡すので無償や安価ではありませんが、契約終了後の削減分は顧客の利益になることがメリットでしょう。

・効果が保証されている
省エネルギーの提案から改善までが事業内容ですが、提案どおりの効果が発揮されない場合はESCO事業が補填するパフォーマンス契約をとっています。
効果が保証されているので、もしもの場合も安心して導入できます。

パフォーマンス契約の種類

パフォーマンス契約には2種類あるので、契約の際は注意が必要です。

・ギャランティード・セイビングス契約
この契約は資金調達を顧客側が負うことになりますが、ESCO事業が改修の節減額保証と利益補償を行うので、経済的な負担は強いられません。
また、一定額をESCO事業に支払い、企画以上の利益であれば原則顧客が受け取る仕組みとなっています。

・シェアド・セイビングス契約
この契約はESCO事業が金融機関と契約して資金調達し、顧客は金融負担がかからない契約です。
ただし、パフォーマンス補償は修繕前と比較して、増大しない範囲に限定されています。
また、ESCO事業への支払いは原則、節減額の一定割合となっています。

通常の省エネルギー改修は設計、工事、運転は個別契約となるため、効果に対する保証や確認がありません。一方、ESCO事業は効果の保証と確認を含め、診断や改修、運用管理を行うので、安心して導入することができます。ESCO事業は様々な企業が展開しており、今後も各企業や工場の省エネルギー化に貢献していくことでしょう。

ESCO事業は様々な企業が展開しており、今後も各企業や工場の省エネルギー化に貢献していくことでしょう。

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